例文・使い方一覧でみる「かーん」の意味
スポンサーリンク...雷にどかーんと撃たれたような気持... 
モオパッサン 秋田滋訳 「墓」
...かーんとするほど人々の耳はかえって遠くなった...
有島武郎 「或る女」
...嵐が急にやんだように二人の心にはかーんとした沈黙が襲って来た...
有島武郎 「カインの末裔」
...かーんと飛び出してくるのであった...
海野十三 「暗号音盤事件」
...かーんかーんという音は響く...
海野十三 「暗号音盤事件」
...どかーんと一たび爆発すれば...
海野十三 「時限爆弾奇譚」
...かーん、かーんと鋲（びょう）をうつような音もする...
海野十三 「超人間Ｘ号」
...すると、とたんに、どかーんだから、わしはいやだよ...
海野十三 「爆薬の花籠」
...そしてどかーんと爆発させたのだ...
海野十三 「未来の地下戦車長」
...どかーんとやられて未亡人（みぼうじん）なんて...
壺井栄 「二十四の瞳」
...もし今晩、妻と一緒に帰って来ていたら、きっと殺していただろう」「それはあなたが全てを知っておられないからですよ」スカースデールは、ぽかーんだ...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...かーんと照りあがった夏草の上で上下にゆれながらだんだん小さくなって行った...
「朝の風」
...かーんと強張って背負われて居るのだ...
宮本百合子 「或日」
...……と來ると誰かの頭にかーんと打つからざるをえない...
室生犀星 「めたん子傳」
...長い三寸幅の板切れでかーんと狙ひ打ちにし...
室生犀星 「めたん子傳」
...かーんと勇ましい音を立て叩き落された...
室生犀星 「めたん子傳」
...他の少年達が螫されてもめたん子は滅多に螫されないで、威勢宜く、かーん、かちりと叩き落す、かれは巣甕から下りてくる時にもうすでに狙ひを決めてゐて、自分の顏のすぐ前で叩き落すのだ、町でいぢめられてゐる意氣地なしのめたん子とは、別人の落着きと沈勇があつた...
室生犀星 「めたん子傳」
...かーんと黄金板（おうごんばん）の音（ね）をだして...
吉川英治 「神州天馬侠」
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