例文・使い方一覧でみる「かんばせ」の意味

...うれはしき其（その）かんばせは... うれはしき其かんばせはの読み方
ダンテ・アリギエリ　Dante Alighieri 上田敏訳「きその日は」

...眠れる如きかんばせの上にあらずや... 眠れる如きかんばせの上にあらずやの読み方
ダンテ・アリギエリ　Dante Alighieri 上田敏訳「泣けよ戀人」

...涙はふり落つるこの顏容（かんばせ）かな... 涙はふり落つるこの顏容かなの読み方
ポオル・クロオデル　Paul Claudel 上田敏訳「頌歌」

...あでやかなる彼れが顏（かんばせ）は... あでやかなる彼れが顏はの読み方
高山樗牛「瀧口入道」

...そのけしき然（ようぜん）として美人の顔（かんばせ）を粧（よそお）う... そのけしき然として美人の顔を粧うの読み方
太宰治「惜別」

...花の御かんばせすこし痩せたまいて時々小声に何をか物語りたまう双頬（そうきょう）に薄紅さして面（おも）はゆげなり...
寺田寅彦「東上記」

...その仇波の寄せぬまに花のかんばせ星のまみ燃ゆる思と熱き血とそのまゝ共に消えよかし願空しきとこしへの不變の戀よ不死の美よ詩人の夢をいかにせむ天使の幸をなにとせむ...
土井晩翠「天地有情」

...あでなる君のかんばせを見まほしいものよと... あでなる君のかんばせを見まほしいものよとの読み方
三上於兎吉「艶容万年若衆」

...端近く坐った呉羽之介の玉の顔（かんばせ）は斜めに光りをうけて... 端近く坐った呉羽之介の玉の顔は斜めに光りをうけての読み方
三上於兎吉「艶容万年若衆」

...何のかんばせあってかまみえんなのだから... 何のかんばせあってかまみえんなのだからの読み方
宮本百合子「獄中への手紙」

...... の読み方
三好達治「池のほとりに柿の木あり」

...... の読み方
與謝野晶子「晶子詩篇全集拾遺」

...娘の容顔（かんばせ）をふいてやった... 娘の容顔をふいてやったの読み方
吉川英治「三国志」

...正成にたいして、かんばせはない... 正成にたいして、かんばせはないの読み方
吉川英治「私本太平記」

...何のかんばせあって今... 何のかんばせあって今の読み方
吉川英治「新書太閤記」

...いくとせにましますかそのかんばせに老いを見るなくたち舞えば... いくとせにましますかそのかんばせに老いを見るなくたち舞えばの読み方
吉川英治「新・水滸伝」

...その花顔（かんばせ）を袂（たもと）の蔭につつみながら「ご迷惑がッていらっしゃるでしょうね」「うまい... その花顔を袂の蔭につつみながら「ご迷惑がッていらっしゃるでしょうね」「うまいの読み方
吉川英治「新・水滸伝」

...……なんの貌（かんばせ）あって... ……なんの貌あっての読み方
吉川英治「親鸞」

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