...「みんなは、おなかもすくし、のどもかわく...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「雪の女王」
...また始終非常に咽喉がかわくので...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...喉かわくことなしといふことを...
大町桂月 「親子遠足の感」
...するとその潮水(しおみず)がかわくにつれて...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...くちびるがかわく...
鈴木三重吉 「星の女」
...くろかわくろかわという菌がある...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...その周囲二三尺ほどの所が急にすうとかわくが...
寺田寅彦 「夏の小半日」
...それはこの咽喉(のど)がかわくような気持から三吉をすくってくれるのであったが...
徳永直 「白い道」
...夜(よ)なべには女(をんな)が皆(みな)竹(たかわく)で絲(いと)を引(ひ)いた...
長塚節 「土」
...深谷(ふかだに)というのは僕(ぼく)たちの村(むら)から、三粁(キロ)ほど南(みなみ)の山(やま)の中(なか)にある小(ちい)さな谷(たに)で、僕(ぼく)たちは秋(あき)きのこをとりに行(い)って、のどがかわくと、水(みず)を貰(もら)いに立(た)ち寄(よ)るから、よく知(し)っているが、家(いえ)が四軒(けん)あるきりだ...
新美南吉 「ごんごろ鐘」
...女団洲の名を辱(はずか)しめなかった市川九女八(いちかわくめはち)――前名岩井粂八(いわいくめはち)――があり...
長谷川時雨 「明治美人伝」
......
林芙美子 「新版 放浪記」
...私たちは饑(う)えかわくようにあなたのお顔を見たがっております...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「魚と蠅の祝日」
...「咽喉(のど)がかわく筈だ...
夢野久作 「豚吉とヒョロ子」
...人形のにかわくささを場内に漲らせ...
宮本百合子 「菊人形」
...そしてそれがかわく迄これを書こうというわけです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...寝ても起きても涙のかわくまもなく目はいつも霧におおわれたお気持ちで院は日を送っておいでになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...天川呉羽(あまかわくれは)嬢の保護者として有名であったが...
夢野久作 「二重心臓」
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