...」涙がかわくに従って...
芥川龍之介 「偸盗」
...何かわくわくと胸の中に煮え返る想(おも)いをまざまざと裏切って...
有島武郎 「或る女」
...永遠かわくことなき水...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...我に永遠(かぎりなく)かわくことなき水あり(同十四節)...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...のどもかわく...
海野十三 「恐竜島」
...「人形師安川国松(やすかわくにまつ)」とやっと読めた...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...(山にとまりゐてをなすゆゑ也)さて夏秋にいたれば積(つみ)おきたる薪(たきゞ)も乾(かわく)ゆゑ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...くちびるがかわく...
鈴木三重吉 「星の女」
......
鶴彬 「鶴彬全川柳」
...その煙突からいらだたしくジリジリと出る煙を見ても暑くて喉(のど)がかわく...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...その周囲二三尺ほどの所が急にすうとかわくが...
寺田寅彦 「夏の小半日」
...咽喉(のど)もかわくし...
中里介山 「大菩薩峠」
...何故だかわく/\してゐる...
新美南吉 「坂道」
......
林芙美子 「新版 放浪記」
...川曲(かわくま)の闇だまりにしゃがみこんでいると...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...そしてそれがかわく迄これを書こうというわけです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...暑い日ざしは彼女の洗った髪がかわくよりも早く...
室生犀星 「舌を噛み切った女」
...南に面したよくかわく側(ひら)は小麦藁(こむぎわら)...
柳田国男 「母の手毬歌」
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