例文・使い方一覧でみる「だけど」の意味
スポンサーリンク...その外（ほか）の場処といつたら京都（きやうと）とか奈良（なら）とかいふ甚（はなは）だ平凡な処しかしらないんだけども... 
芥川龍之介 「一番気乗のする時」
...大学へなど行きたくなかったんだけど...
太宰治 「新ハムレット」
...だけど負けたのは恥（はず）かしいねエ」とかなんとか同じ文句を繰返（くりかえ）しているうち...
田中英光 「オリンポスの果実」
...とっても岬（みさき）を好きなんだけど...
壺井栄 「二十四の瞳」
...だけど、どうせ客商売をしてるんですから、堅いと言ったって、ここいらの堅いとはまた違ってますのさ...
徳田秋声 「足迹」
...だけど訳はない...
徳田秋声 「あらくれ」
...昔の勇ましい信者達は何と云ふお馬鹿さんだつたのでせう！――おゝ、だけど寒いわね...
長與善郎 「青銅の基督」
...どうにかするよ」「だけど...
南部修太郎 「畫家とセリセリス」
...その職業によって貴方の退職金を貰うことは少しも妨げられはしません」「だけど...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...おはずかしい話だけど...
久生十蘭 「だいこん」
...『それをみんなが出来るだけうまく修繕したんだけどね...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...だけども餌（えさ）をとりに行き死んぢやうこともありさうだけれど新聞にや出やしない...
水谷まさる 「歌時計」
...だけども、そんな問題に帰着して行くのが恐い...
水野仙子 「脱殼」
...私等が食はされる側だけど...
三好十郎 「おスミの持参金」
...そいつをムザムザ――三芳 だけど...
三好十郎 「猿の図」
...なんだけどさ……（白いくびを見せて...
三好十郎 「胎内」
...だけど、シミジミ、ああよかったと思ったことが一度や二度はある...
三好十郎 「胎内」
...役所では旦那の下役だそうだけど...
吉川英治 「新・水滸伝」
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