...そのから元気を見るにつけても...
泉鏡花 「薄紅梅」
...Nでは皆んな一緒だつたから元気がよかつたけれど...
伊藤野枝 「監獄挿話 面会人控所」
...私から元気をうばい取ってしまいます」「誰でも...
海野十三 「火星兵団」
...自分から元気を引き立てて...
谷崎潤一郎 「細雪」
...昔から元気のよか方(かた)じゃったがの」「それは何ですよ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...それから元気な声で答えた...
豊島与志雄 「白血球」
...明日からうんと働くから元気を出して勉強してね...
林芙美子 「新版 放浪記」
...田舎から元気で出掛けて行つた人も帰りにはフラフラになつて戻つて来るといふことであつた...
原民喜 「廃墟から」
...田舎から元気で出掛けて行った人も帰りにはフラフラになって戻って来るということであった...
原民喜 「廃墟から」
...窓ぎわで気をとりしずめていた場所から元気よくもどってきた上院議員は...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「火夫」
...これから元気で赤ちゃんを生まなければならないひとが」「なんだか...
久生十蘭 「キャラコさん」
...朝から元気がなく...
北條民雄 「続重病室日誌」
...そこで「片手」のマグナスから元気をつけられた...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「剣のうた」
...破片の沙漠から元気よく...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「鉄道事故」
...もうぢきですから元気を出しておもしろくうたって行きませう...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...それから元気よく口笛(くちぶえ)を吹(ふ)きながらパン屋(や)へ寄(よ)ってパンの塊(かたまり)を一つと角砂糖(かくざとう)を一袋(ふくろ)買いますといちもくさんに走りだしました...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...南の隅(すみ)の座敷の外から元気よくたたいて戸を上げさせて中へはいった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...その間におのずから元気の消長が事績を公平に物語っている...
山本実彦 「十五年」
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