...神様からもその悪意や暗いところの微塵もないからりとした性質を愛(め)でられていた...
レオニード・ニコラエヴィッチ・アンドレーエフ 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...格子戸をからり明けて駈け上りざまに三兒は吾勝ちと父に何か告げんとするのである...
伊藤左千夫 「奈々子」
...からりと晴れた或日の晝さがり...
心猿 「荷風翁の發句」
...五月に入るとからりと晴れた日さへ見られることがあります...
江南文三 「佐渡が島のこと」
...からりと晴れていたので...
太宰治 「服装に就いて」
...次の日はからりと晴れたが...
田山花袋 「歸國」
...そしてにわかにからりとなった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...空はやはりからりと晴れて...
豊島与志雄 「不思議な帽子」
...からりとした蒼(あを)い空(そら)が見(み)えて日(ひ)が自分(じぶん)の居(ゐ)る蒲團(ふとん)に近(ちか)くまで偃(は)つた...
長塚節 「土」
...それも僅(わづか)に桑(くは)の木(き)へ絡(から)んだ晝顏(ひるがほ)の花(はな)に一杯(ぱい)の量(りやう)を注(そゝ)いでは慌(あわ)てゝ疾驅(しつく)しつゝからりと熱(ねつ)した空(そら)が拭(ぬぐ)はれることも有(あ)るのであるが...
長塚節 「土」
...他(た)の雜木(ざふき)は其(そ)の葉(は)をからりと落(おと)して其(そ)の梢(こずゑ)よりも遙(はるか)に低(ひく)く垂(た)れて居(ゐ)る西(にし)の空(そら)の明(あか)るい入日(いりひ)を透(すか)して見(み)せるやうに疎(まばら)に成(な)るのに...
長塚節 「土」
...箱(はこ)はからりと鳴(な)つた...
長塚節 「土」
...俄(にはか)に空洞(からり)とした燒趾(やけあと)を限(かぎ)つて立(た)つて居(ゐ)る後(うしろ)の林(はやし)の竹(たけ)は外側(そとがは)がぐるりと枯(か)れて...
長塚節 「土」
...からり/\といふ輕い響と共に花簪が移り行く...
長塚節 「菜の花」
...落葉が大抵掃き竭されて秋草は刈り去られて冬らしくなつた庭が蒼い空のもとにからりとして来た...
長塚節 「隣室の客」
...からりと覚めるのかしら...
夏目漱石 「明暗」
...すると弟の目の色がからりと変わって...
森鴎外 「高瀬舟」
...急にからりとした身の軽さを覚えた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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