...からめ手から来られては...
太宰治 「正義と微笑」
...しかし彼の古いティンダル効果の研究はいつのまにか現在物理学の前線へ向かってひそかにからめ手から近づきつつあった...
寺田寅彦 「時事雑感」
...生徒は招魂祭がすむと城山のからめ手石垣のかげに集まり...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...からめ手へ火が廻った...
中里介山 「大菩薩峠」
...こういう風にして、からめ手から、段々と攻めて行こうという腹なんだ...
古川緑波 「富士屋ホテル」
...うまいもんでしょう?からめ手から...
古川緑波 「富士屋ホテル」
...からめ手の総大将として...
吉川英治 「私本太平記」
...からめ手を行くものとする」と...
吉川英治 「私本太平記」
...からめ手軍の足利勢は...
吉川英治 「私本太平記」
...からめ手の大将 足利殿は桂川の西の端に下り居て 酒もりしてぞ おはしけるといっているが...
吉川英治 「私本太平記」
...あに計らんやからめ手は肺病に破られて...
和辻哲郎 「霊的本能主義」
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