...犬が足にからまるやら...
芥川龍之介 「猿」
...うまれつきからまるでちがっているようにかんがえるのは...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「幸福のうわおいぐつ」
...子供でしたからまるで盲目でした...
伊藤野枝 「S先生に」
...秋の日や竹の實垂るる垣の外落栗や山路は遲き月明り爐の灰にこぼるる榾の木の葉かな野茨にからまる萩の盛りかなこれらの句のある帳面の表紙はとれてゐる...
小穴隆一 「二つの繪」
...芥川が「蔦うるしからまる松の」といつた松...
小穴隆一 「二つの繪」
...その現実にからまる空想のために悩まされているものだ...
太宰治 「春の枯葉」
...おくがたはこちらへ御えんづきなされましてからまるいちねんにもなりませぬ...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...この自分の自画像がもし他人の絵であったとしたらおそらく始めからまるで問題にならないで打っちゃってしまうほどつまらないものかもしれない...
寺田寅彦 「自画像」
...そして喉にからまる痰の音が...
豊島与志雄 「生あらば」
...何かこの土地にからまるべき因縁があるに相違ないと感づいたのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...腹の中からまるで抵抗する気が出なかったのである...
夏目漱石 「坑夫」
...それからまる一日...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...昨日からまる一日...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...周一の脚にからまるやうについて来るのだつた...
牧野信一 「周一と空気銃とハーモニカ」
...足ぶみの音それからまるでそこら中の鳥も飛びあがるやうなどっと起るわらひ声...
宮沢賢治 「虔十公園林」
...一 松島の松にからまるちたの葉も...
柳田国男 「遠野物語」
...到底このようなぞろぞろと手足にからまるものを着てはいられない...
柳田国男 「木綿以前の事」
...四それからまる三日...
山本周五郎 「山彦乙女」
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