...あるからっ風(かぜ)のひどかった日に...
芥川龍之介 「奇怪な再会」
...戸外では寒いからっ風が勢いこんで吹きすさんでいるらしく...
有島武郎 「星座」
...この通りはからっ風が強いのか...
高見順 「いやな感じ」
...からっ風が、ばたん、と入口のドアを開け放つ...
太宰治 「音に就いて」
...からっ風が強くて不愉快だ...
太宰治 「正義と微笑」
...門を出ると外はからっ風が吹きあれていました...
寺田寅彦 「先生への通信」
...寒いからっ風の強い晩...
豊島与志雄 「死の前後」
...からっ風に飛ばされた枯葉みたいに音沙汰なし...
山本周五郎 「さぶ」
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