例文・使い方一覧でみる「かみなり」の意味

...昼雷（ひるかみなり）にでも打たれたかと思うばかり... 昼雷にでも打たれたかと思うばかりの読み方
芥川龍之介「邪宗門」

...かみなりがゴロゴロ鳴っていました... かみなりがゴロゴロ鳴っていましたの読み方
ハンス・クリスチャン・アンデルセン　Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳「旅の仲間」

...かみなりはなりつづきました... かみなりはなりつづきましたの読み方
ハンス・クリスティアン・アンデルセン　Hans Christian Andersen 楠山正雄訳「野のはくちょう」

...大雷鳴（かみなり）... 大雷鳴の読み方
江見水蔭「悪因縁の怨」

...屹度（きつと）雷鳴（かみなり）が少いといふ事だ... 屹度雷鳴が少いといふ事だの読み方
薄田泣菫「茶話」

...浅草始まっての大火で雷門（かみなりもん）もこの時に焼けてしまったのです... 浅草始まっての大火で雷門もこの時に焼けてしまったのですの読み方
高村光雲「幕末維新懐古談」

...近きベンチへ腰をかけて観音様を祈り奉る俄信心（にわかしんじん）を起すも霊験（れいげん）のある筈なしと顔をしかめながら雷門（かみなりもん）を出（い）づれば仁王の顔いつもよりは苦（にが）し... 近きベンチへ腰をかけて観音様を祈り奉る俄信心を起すも霊験のある筈なしと顔をしかめながら雷門を出づれば仁王の顔いつもよりは苦しの読み方
寺田寅彦「半日ある記」

...両三日来夜になると雷様（かみなりさま）が太鼓（たいこ）をたゝき... 両三日来夜になると雷様が太鼓をたゝきの読み方
徳冨健次郎「みみずのたはこと」

...雷門（かみなりもん）といっても門はない... 雷門といっても門はないの読み方
永井荷風「寺じまの記」

...今では戸口へ吹きつける風の音も雷（かみなり）の響も歇んで... 今では戸口へ吹きつける風の音も雷の響も歇んでの読み方
永井荷風「※［＃「さんずい＋（壥−土へん−厂）」、第3水準1-87-25］東綺譚」

...全く焦げ付きそうな大雷鳴（おおかみなり）でした... 全く焦げ付きそうな大雷鳴でしたの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...雷（かみなり）が聞（き）こえていたからだ... 雷が聞こえていたからだの読み方
ダグラス・ハイド　Douglas Hyde 館野浩美訳「クリナーンの御殿」

...「浅草の方へ行ってますか？」ともう一度尋ねると雷門（かみなりもん）の前で止まると云うことであった... 「浅草の方へ行ってますか？」ともう一度尋ねると雷門の前で止まると云うことであったの読み方
林芙美子「貸家探し」

...すなわち女陰が避雷柱（かみなりよけ）のような役目を務むるのじゃと... すなわち女陰が避雷柱のような役目を務むるのじゃとの読み方
南方熊楠「十二支考」

...抽斎は晩年に最も雷（かみなり）を嫌った... 抽斎は晩年に最も雷を嫌ったの読み方
森鴎外「渋江抽斎」

...かみなりといふと... かみなりといふとの読み方
吉川英治「折々の記」

...「ひどい雷鳴（かみなり）でした……」とか... 「ひどい雷鳴でした……」とかの読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

...雷鳴（かみなり）があるいているように... 雷鳴があるいているようにの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

「かみなり」の書き方・書き順