...無我夢中に高這(たかば)いをして...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...その素性聞かまほし」トありしかば...
巌谷小波 「こがね丸」
...誠に順序といったものは一見ばかばかしい程たやすいもののようでございますが...
上村松園 「昔尊く」
...そんなばかばかしいことが...
海野十三 「火星兵団」
...駅員の制止も聞かばこそ...
海野十三 「空襲警報」
...「おっそろしく、重いかばんだな...
江戸川乱歩 「奇面城の秘密」
...三月のなかばにこのわかれにくいドリイにわかれて...
大杉栄 「日本脱出記」
...アキルリュウスの遣はせる其副將のしかばねを...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...ばかばかしいお人好しなんだろう...
中里介山 「大菩薩峠」
...見てゐても言へなかつた――と考へたらどうだ」「へエ――」「お濱がそれほど庇(かば)つてやる人間は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...時次をかばっているじゃないか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...惨(いた)ましく散りつくしてしまつたろうと思われる四月なかばごろのある午後...
浜尾四郎 「殺人鬼」
...そのほかには小さいこともはかばかしくできる人もない時のあやにくな姫君の御病気ですね」などと言っていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...受用の央(なかば)にまた欲望にあこがれるのだ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...誰かを救ったり庇(かば)ったり...
山本周五郎 「雪の上の霜」
...墓原(はかばら)にタタキ付け...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...また首のない屍(かばね)の臍(ほぞ)に蝋燭をともして手をたたいた...
吉川英治 「三国志」
...莫迦莫迦(ばかばか)しく...
蘭郁二郎 「鉄路」
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