例文・使い方一覧でみる「かなわない」の意味
スポンサーリンク...かなわないまでも三人の若者をどなりつけてやりたかった... 
海野十三 「一坪館」
...理窟をこねることの好きなあいつらにかかっちゃ、かなわない...
高見順 「いやな感じ」
...かなわない気持でいたら...
太宰治 「新樹の言葉」
...海から、まっすぐに風が吹きつけて来るのだから、かなわない...
太宰治 「新ハムレット」
...つらくてかなわないのだ...
太宰治 「親友交歓」
...こんなことは、書きながら、顔が赤くなって来て、かなわない...
太宰治 「女人創造」
...どう云うものか洋服を着ると足が冷えてかなわない...
谷崎潤一郎 「細雪」
...ほんとうにかなわないという賞讃をこめたのかも知れません...
中里介山 「大菩薩峠」
...そんな事で親殺しにされちゃかなわない」宿酔（ふつかよい）も醒（さ）めて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...人殺しの下手人にされちゃかなわない」「それじゃ本当の事を言うか」と平次...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...頭痛がしてかなわないから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...太いもんにゃかなわないよ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...かなわないのは房の中で手錠をはめられることだった...
久生十蘭 「虹の橋」
...荒鷲にはかなわないと思う...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...近ごろになりましてこそ御官服の色が濃くおなりになったようでございますがね」こんなふうにまくし立てる小侍従の攻撃にはかなわないことを衛門督は思った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...時にかなわないこともありうるのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...自分の行き方にかなわない行き方は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それこそ正に「かなわない」ものであった...
山本周五郎 「風流太平記」
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