...待つ人があるだっぺとか逢いたい人が待ちどおかっぺとか...
伊藤左千夫 「野菊の墓」
...」「寒かっぺから...
犬田卯 「おびとき」
...豊さんもあれ見たらうれしかっぺで……女の子って可愛もんだな...
犬田卯 「おびとき」
...百姓のまねなんど止した方がよかっぺで」と彼はいきなり近くの木株へ腰を下ろして...
犬田卯 「瘤」
...――明日でよかっぺ...
犬田卯 「米」
...外米よりはまさか旨かっぺから...
犬田卯 「米」
...そうして出たついでに近所合壁(かっぺき)の家だけは玄関まで侵入して名刺受けにこっそり名刺を入れておいてから一遍奥の方を向いて御辞儀をすることにしていたのであるが...
寺田寅彦 「新年雑俎」
...松本克平(かっぺい)...
火野葦平 「花と龍」
...これは郊外に出て遊ぶ事で一家一族近所合壁(かっぺき)などの心安き者が互にさそひ合せて少きは三...
正岡子規 「墨汁一滴」
...きい奴まだ若けえのに――その亭主兵隊さとられちまってはあ――その……さびしかっぺえと思ったんで...
宮本百合子 「田舎風なヒューモレスク」
...民衆一体の仕合わせを目あてにしてやっているちゅうのは嘘でなかっぺえな――支那の奴等も目醒めて来たんだない」目醒めて来たとは...
宮本百合子 「北へ行く」
...もうよかっぺと云って...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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