...盛な喝采(かっさい)に迎えられながら...
芥川龍之介 「路上」
...」とかっさいする...
伊藤左千夫 「廃める」
...中島はまた紳士(しんし)の生活とかっさいする...
伊藤左千夫 「廃める」
...席は待ち構えていて拍手喝采(かっさい)した...
相馬泰三 「六月」
...お義理の喝采(かっさい)を得ようとは思わない...
太宰治 「自作を語る」
...皆大よろこびで拍手喝采(かっさい)したものだ...
太宰治 「惜別」
...また労働争議というはなはだオリジナルでない運動の中からこういう個性的にオリジナルなものが出現して喝采(かっさい)を博したのもまた一つの不思議な現象と言わなければならない...
寺田寅彦 「時事雑感」
...やんやと喝采(かっさい)する社会的残忍性を思い浮べて...
中里介山 「大菩薩峠」
...喝采(かっさい)の反響の起らない演説を...
中里介山 「大菩薩峠」
...独(ひと)り高柳君がたまらなかったと見えて大きな声を出して喝采(かっさい)した...
夏目漱石 「野分」
...みんながなお喝采(かっさい)する...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...現にその日記に「その喝采(かっさい)の大部分はゲーテの詩のためであろう」と書いているほどである...
野村胡堂 「楽聖物語」
...しばらくはだいかっさいだいかんこは鳴りもやみません...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...満場の喝采(かっさい)をあびながら挨拶(あいさつ)を終った...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...ともかく今は来たわけです」喝采(かっさい)の音が...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...大喝采(かっさい)...
火野葦平 「花と龍」
...ぐるりへ輪(わ)になって集まった子どもたちからいちばんかっさいを受けた...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...秀吉は見物人の喝采(かっさい)している旅芸人の手元よりは...
吉川英治 「新書太閤記」
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