...僕は当時僕の弟の転地先の宿屋の二階に大腸加答児(だいちょうかたる)を起して横になっていた...
芥川龍之介 「春の夜」
...そして心のかなしみをかたることができたら...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「野のはくちょう」
...二十世紀の科学文化をかたる資格はない...
海野十三 「金属人間」
...まつ毛のなかに 思ひでの日をかたる そよかぜよ...
大手拓次 「藍色の蟇」
...余(よ)答(こたへ)てまづ食(しよく)終(をはり)てテンプラの来由(らいゆ)を語(かたる)べしといひつゝ(さけ)のてんぷらを飽(あく)までに喰(しよく)せり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...漢(をとこ)は自分(じぶん)のかたる浄瑠璃(じやうるり)に...
竹久夢二 「桜さく島」
...二之丸阯の石垣の一つに牧水の歌が刻んである――かたはらに秋くさの花かたるらくほろびしものはなつかしきかな見晴台からの眺望はよろしい...
種田山頭火 「旅日記」
...人を治す者は自身も健やかたるべき...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「株式仲買人」
...浄瑠璃(じょうるり)かたる興も起ろうはずはない...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...急性胃腸加答児(かたる)だというんだ...
野村胡堂 「死の舞踏」
...人の謗(そしり)を聞(きく)ことあらば心に納(おさめ)て人に伝へ語(かたる)べからず...
福沢諭吉 「女大学評論」
...ドイツあたりのクリスマスの画みたようなとM君とかたるに...
別所梅之助 「雪の武石峠」
...かてて加えて持病の慢性膓加答児(ちょうかたる)でべったり床に就いて了った良人(おっと)を...
細井和喜蔵 「女給」
...乃(すなはち)其家の紋なりと社主かたる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...この人は昨夜(ゆうべ)鼻加太児(びかたる)から発※して苦しがつて夜通(よどほ)し寝なかつたのである...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...古格をそのまゝかた寫しにしてゐるいはゆる書道家の書などとは同日にかたるべきものでなく...
吉川英治 「折々の記」
...おん大事をかたるにはやや心もとないお気もちであったのかもしれなかった...
吉川英治 「私本太平記」
...また未来の夢をかたるに終った...
吉川英治 「私本太平記」
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