...机の上をかたづけることさえ忘れて終(しま)って...
江戸川乱歩 「算盤が恋を語る話」
...百舌鳥におこされて初雪茶の花やけさの初雪の・寒い身のまはりをかたづける街は師走の...
種田山頭火 「其中日記」
...家のまはりをかたづける...
種田山頭火 「其中日記」
...私は身辺をかたづける...
種田山頭火 「其中日記」
...やつと書債文債をかたづける...
種田山頭火 「其中日記」
...枇杷の枯枝をかたづける...
種田山頭火 「其中日記」
...おちついて身のまはりをかたづける...
種田山頭火 「其中日記」
...むしろ此際かたづくだけ身のまはりをかたづけることにする...
種田山頭火 「其中日記」
...身のまはりをかたづける...
種田山頭火 「旅日記」
...それを西洋文化というような名称で単純にかたづけるのも...
津田左右吉 「日本精神について」
...きれいさっぱりと父親との交渉をかたづけるために...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...院長とフォーシュルヴァンとはその迷語をかたづけることができなかったであろう...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...書物をかたづけるから...
夏目漱石 「三四郎」
...燿ちゃん」「でもここで降りて大事な大事な秘密の用事をかたづける筈だったわ...
野村胡堂 「水中の宮殿」
...かたづける自分のはげみにもなり...
羽仁もと子 「女中訓」
...めしもたいていは飯屋でかたづけるというぐあいで...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...かたづけるまでのこと...
吉川英治 「私本太平記」
...三ツの死骸(しがい)をかたづけるんだな...
吉川英治 「神州天馬侠」
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