...調伏した形代(かたしろ)と心得ますが――」三人の眼が光って...
直木三十五 「南国太平記」
...見し人のかたしろならば身に添へて恋しき瀬々のなでものにせんこれを例の冗談(じょうだん)にして言い紛らわしてしまった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...女のしたる枕(まくら)を形代(かたしろ)として葬式を執行(とりおこな)い...
柳田国男 「遠野物語」
...神の形代(かたしろ)として送り出したものである...
柳田国男 「年中行事覚書」
...枕(まくら)を形代(かたしろ)に葬送をすませてしまって...
柳田国男 「山の人生」
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