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高浜虚子 「俳句への道」
...かたぎの書生の服装が...
太宰治 「花燭」
...彼女は本家の姉ほどには昔気質(むかしかたぎ)でなく...
谷崎潤一郎 「細雪」
...それ以前から先輩の読み物であった坪内(つぼうち)氏の「当世書生気質(とうせいしょせいかたぎ)」なども当時の田舎(いなか)の中学生にはやはり一つの新しい夢を吹き込むものであった...
寺田寅彦 「科学と文学」
...たとえば三毛が昔かたぎの若い母親で...
寺田寅彦 「子猫」
...一種の青年気質(かたぎ)でもって...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...昔堅気(むかしかたぎ)の人は礼義はやかましいものだ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...ただ精進を重ねる名匠気質(かたぎ)の半十郎になり切っていたのでした...
野村胡堂 「江戸の火術」
...この三派(みつまた)の片岸(かたぎし)...
長谷川時雨 「花火と大川端」
...堅気(かたぎ)の家に寄宿して...
長谷川時雨 「松井須磨子」
...かたぎな仕事につきなさいと云つている...
林芙美子 「淪落」
...何(ど)うぞ夫(そ)れまで何(なん)なりと堅氣(かたぎ)の事(こと)をして一人(ひとり)で世渡(よわた)りをして居(ゐ)て下(くだ)され...
樋口一葉 「にごりえ」
...どうぞそれまで何なりと堅気(かたぎ)の事をして一人で世渡りをしてゐて下され...
樋口一葉 「にごりえ」
...かたぎな小間物屋の奥で...
吉川英治 「江戸三国志」
...つづれてはいるが派手っぽい肩衣(かたぎぬ)を着...
吉川英治 「私本太平記」
...「だまれッ」一火(いっか)は武術家気質(ぶじゅつかかたぎ)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...葛布(くずふ)の小者袴(こものばかま)に藍木綿(あいもめん)の肩衣(かたぎぬ)を着ていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...さきは職人気質(かたぎ)...
吉川英治 「新・水滸伝」
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