例文・使い方一覧でみる「かすむ」の意味


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...翠(みどり)かすむ筑波(つくば)の山も...   翠かすむ筑波の山もの読み方
饗庭篁村 「隅田の春」

...その活(い)き活(い)きした目がかすむのを井筒屋のお貞が悪口(わるくち)で...   その活き活きした目がかすむのを井筒屋のお貞が悪口での読み方
岩野泡鳴 「耽溺」

...おぼろにかすむはざまかな...   おぼろにかすむはざまかなの読み方
アルフレッド・ドゥ・ミュッセ Alfred de Musset 上田敏訳 「春夜」

...遙かにかすむ対岸には...   遙かにかすむ対岸にはの読み方
江戸川乱歩 「黄金仮面」

...はるかかなたの空にかすむ山頂まで無限につづいている光景は...   はるかかなたの空にかすむ山頂まで無限につづいている光景はの読み方
江戸川乱歩 「影男」

...月にかすむように...   月にかすむようにの読み方
江戸川乱歩 「月と手袋」

...かすむ目で見つめていた...   かすむ目で見つめていたの読み方
大鹿卓 「渡良瀬川」

...宿なきまゝに、ありとも、十分に食を得ざるまゝに、鷄をかすむ...   宿なきまゝに、ありとも、十分に食を得ざるまゝに、鷄をかすむの読み方
大町桂月 「猫征伐」

...四十年の過去をふり返って見ると茫として眼(まなこ)がかすむ...   四十年の過去をふり返って見ると茫として眼がかすむの読み方
豊島与志雄 「湖水と彼等」

...遠く眼がかすむような山嶺から...   遠く眼がかすむような山嶺からの読み方
豊島与志雄 「湖水と彼等」

...彼方(かなた)の空にかすむ工場の建物を背景にして...   彼方の空にかすむ工場の建物を背景にしての読み方
永井荷風 「深川の散歩」

...黛(まゆずみ)のようにかすむ山を主従がながめて...   黛のようにかすむ山を主従がながめての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...せめては片戀の娘たちよおぼろにかすむ墓場の空から 夕風のやさしい歌をうたつておくれ...   せめては片戀の娘たちよおぼろにかすむ墓場の空から 夕風のやさしい歌をうたつておくれの読み方
萩原朔太郎 「定本青猫」

...かすむ夕べの朧月(おぼろづき)よに人顔ほのぼのと暗く成りて...   かすむ夕べの朧月よに人顔ほのぼのと暗く成りての読み方
樋口一葉 「ゆく雲」

...白鳥は地平線に呑まれる迄はるかに見かすむで...   白鳥は地平線に呑まれる迄はるかに見かすむでの読み方
牧野信一 「初夏」

...私の通う計器部はその工場の広い敷地の隅にこじんまりと独立して建てられた小さい建物で各種計器の金属部品を種目ごとに精密検査して包装する仕事が当てられており私は成績優秀として検査部の組長格の席が与えられ拡大鏡の下でミクロメエタアつきのゲージに部品を当てがっては最後の合格不合格をきめて行く役目だった拡大鏡をのぞいている眼が過労のために時々かすむすると額の眼の上の所がギリギリギリと痛んで...   私の通う計器部はその工場の広い敷地の隅にこじんまりと独立して建てられた小さい建物で各種計器の金属部品を種目ごとに精密検査して包装する仕事が当てられており私は成績優秀として検査部の組長格の席が与えられ拡大鏡の下でミクロメエタアつきのゲージに部品を当てがっては最後の合格不合格をきめて行く役目だった拡大鏡をのぞいている眼が過労のために時々かすむすると額の眼の上の所がギリギリギリと痛んでの読み方
三好十郎 「殺意(ストリップショウ)」

...そして正行の冬日にかすむ姿を時々には先頭の遠くに見ていた...   そして正行の冬日にかすむ姿を時々には先頭の遠くに見ていたの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...空にかすむ雲雀(ひばり)のねも...   空にかすむ雲雀のねもの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「かすむ」の書き方・書き順

いろんなフォントで「かすむ」

「かすむ」の英語の意味


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公利   包囲   曼殊院  

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