...葡萄榾(ぶどうほだ)ちよろ/\燃えて夏炉かな煙管(きせる)に火つけて夏炉にかしこまる五月二十八日 亀田...
高浜虚子 「五百五十句」
...かしこまることができなくなつた...
種田山頭火 「其中日記」
......
種田山頭火 「草木塔」
...彼はいきなりそこに痩せた身体をしやちこ張らせてかしこまると...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...」とレストレードは畏れかしこまる...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...一様に頭を下げてかしこまる...
中里介山 「大菩薩峠」
...そこへペタンとかしこまると...
中里介山 「大菩薩峠」
...しずしずと世話役の前へかしこまる...
中里介山 「大菩薩峠」
...かしこまるのが窮屈(きゅうくつ)だったから...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...一体かしこまるべきものがおとなしく控(ひか)えるのは別段気にするにも及ばんが...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...縁がわにかしこまるのでした...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...宵の酒宴(うたげ)の可笑しさよ娘が運ぶ瓶子よりもるる灯影(ほかげ)にかしこまる左右(さう)の破顏を反り見て七兵衞獨り忻忻たり...
萩原朔太郎 「煤掃」
...大事になる」吉青年は割膝になってかしこまると...
久生十蘭 「春の山」
...弥助出口に来てかしこまると「立つてそつちを向いて見ろ」といひつつ左の袖口より絵姿を出し...
三木竹二 「いがみの権太」
...そんならもうかしこまるには及ばねえ...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...お気に障ったら勘弁しておくんなさい」「それがかしこまるってんだ...
山本周五郎 「ちゃん」
...――よく聞きます」万三郎がかしこまるのを見て...
山本周五郎 「風流太平記」
...釘勘は冷たい畳にかしこまる...
吉川英治 「江戸三国志」
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