...そこへかしこまった姿(すがた)は...
安藤盛 「三両清兵衛と名馬朝月」
...この一節を聴いた者は皆かしこまった...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...」太郎兵衛はかしこまった...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...」私たちは部屋の隅にしりぞいて、かしこまった...
太宰治 「不審庵」
...ソンキ」きちんとかしこまった磯吉はにこにこしながら膝(ひざ)をさすった...
壺井栄 「二十四の瞳」
...変に固苦しくかしこまった...
豊島与志雄 「或る男の手記」
...機嫌はよいが妙にかしこまった二十歳の彼女とは...
豊島与志雄 「人の国」
...きちんとかしこまった...
豊島与志雄 「変な男」
...身を固くかしこまったまま...
豊島与志雄 「変な男」
...かしこまったままである...
夏目漱石 「野分」
...「かしこまった...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...皆かしこまったふうで...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...わしはいったいどんな愛慕と善意とのしるしを得ることができよう? 彼の恭(うやうや)しい言葉づかいも彼のかしこまった礼節も...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...茂次はきちんとかしこまった...
山本周五郎 「ちいさこべ」
...「わかりませんか君は……」「わかりません」と私は真面目にかしこまった...
夢野久作 「あやかしの鼓」
...その上に威儀堂々とかしこまった...
夢野久作 「ココナットの実」
...只のっそりぼんやりとかしこまったり...
夢野久作 「鼻の表現」
...武蔵の前にかしこまった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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