例文・使い方一覧でみる「かしこくも」の意味


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...かしこくも自在の力ましますし...   かしこくも自在の力ましますしの読み方
泉鏡花 「おばけずきのいわれ少々と処女作」

...山陰(やまかげ)にカインはいねず、夢おぼろ、烏羽玉の暗夜(やみよ)の空を仰ぎみれば、廣大の天眼(てんがん)くわつと、かしこくも、物陰の奧より、ひしと、みいりたるに、わなゝきて「未だ近し」と叫びつつ、倦みし妻、眠れる兒等を促して、もくねんと、ゆくへも知らに逃(のが)れゆく...   山陰にカインはいねず、夢おぼろ、烏羽玉の暗夜の空を仰ぎみれば、廣大の天眼くわつと、かしこくも、物陰の奧より、ひしと、みいりたるに、わなゝきて「未だ近し」と叫びつつ、倦みし妻、眠れる兒等を促して、もくねんと、ゆくへも知らに逃れゆくの読み方
上田敏 上田敏訳 「海潮音」

...山陰(やまかげ)にカインはいねず、夢おぼろ、烏羽玉(うばたま)の暗夜(やみよ)の空を仰ぎみれば、広大の天眼(てんがん)くわつと、かしこくも、物陰の奥より、ひしと、みいりたるに、わなゝきて「未だ近し」と叫びつつ、倦(う)みし妻、眠れる児等を促して、もくねんと、ゆくへも知らに逃(のが)れゆく...   山陰にカインはいねず、夢おぼろ、烏羽玉の暗夜の空を仰ぎみれば、広大の天眼くわつと、かしこくも、物陰の奥より、ひしと、みいりたるに、わなゝきて「未だ近し」と叫びつつ、倦みし妻、眠れる児等を促して、もくねんと、ゆくへも知らに逃れゆくの読み方
上田敏 上田敏訳 「海潮音」

...」ポケット小僧は、かしこくも、そう考えると、あき部屋からあき部屋へと、かばんをさがして歩きました...   」ポケット小僧は、かしこくも、そう考えると、あき部屋からあき部屋へと、かばんをさがして歩きましたの読み方
江戸川乱歩 「奇面城の秘密」

...京都の風をなつかしみ、またかしこくも、御朝廷の尊い御方々に対し奉つては、ひたすら、嬰児の如くしんからお慕ひなさつて居られたらしく、お傍の人たちを実にしばしば京へのぼらせ、その人たちが帰つて来てからの土産話を待ちこがれていらつしやる御有様は、お傍の私たちまでひとしく待ち遠がつたほどでございました...   京都の風をなつかしみ、またかしこくも、御朝廷の尊い御方々に対し奉つては、ひたすら、嬰児の如くしんからお慕ひなさつて居られたらしく、お傍の人たちを実にしばしば京へのぼらせ、その人たちが帰つて来てからの土産話を待ちこがれていらつしやる御有様は、お傍の私たちまでひとしく待ち遠がつたほどでございましたの読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...かしこくも上皇さまは法勝寺の西の小路に御桟敷を作らせそれへおのぼりになつて...   かしこくも上皇さまは法勝寺の西の小路に御桟敷を作らせそれへおのぼりになつての読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...かしこくも仙洞御所より...   かしこくも仙洞御所よりの読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...かしこくも仙洞御所御直々の御対面をも賜ふべき由仰下され...   かしこくも仙洞御所御直々の御対面をも賜ふべき由仰下されの読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...かしこくも仙洞御所より御下賜に相成りましたところの...   かしこくも仙洞御所より御下賜に相成りましたところのの読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...かしこくも明治大帝の教育に関する大御心はまことに神速に奥州の津々浦々にまで浸透して...   かしこくも明治大帝の教育に関する大御心はまことに神速に奥州の津々浦々にまで浸透しての読み方
太宰治 「津軽」

...かしこくも明治大帝の教育に関する大御心はまことに神速に奥州の津々浦々にまで浸透して...   かしこくも明治大帝の教育に関する大御心はまことに神速に奥州の津々浦々にまで浸透しての読み方
太宰治 「津軽」

...かしこくもよくもなるものなり...   かしこくもよくもなるものなりの読み方
徳富蘇峰 「吉田松陰」

......   の読み方
長塚節 「長塚節歌集 上」

...中央新聞に連載され「塩原多助」を井上侯邸でかしこくも陛下の御前講演の栄に浴したる五十三歳の明治二十四年を絶頂としてようやく...   中央新聞に連載され「塩原多助」を井上侯邸でかしこくも陛下の御前講演の栄に浴したる五十三歳の明治二十四年を絶頂としてようやくの読み方
正岡容 「圓朝花火」

......   の読み方
夢野久作 「髪切虫」

...――その未来記一巻は、かしこくも、この御寺(みてら)を創(た)てられた聖徳太子の書きおかれた秘封なのだが」そっくり、談義僧(だんぎそう)口調である...   ――その未来記一巻は、かしこくも、この御寺を創てられた聖徳太子の書きおかれた秘封なのだが」そっくり、談義僧口調であるの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...かしこくもわが足利家へ...   かしこくもわが足利家への読み方
吉川英治 「私本太平記」

...かしこくも聖断とありますからには」義貞は...   かしこくも聖断とありますからには」義貞はの読み方
吉川英治 「私本太平記」

「かしこくも」の書き方・書き順

いろんなフォントで「かしこくも」


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