...その後どうなりましたかさっぱり分らなくなってしまいました...
淡島寒月 「銀座は昔からハイカラな所」
...よく申して居りましたですのよ」何を言っているんだかさっぱり判らない...
梅崎春生 「風宴」
...笑声と歎声が入りまじってその賑(にぎや)かさったらない...
海野十三 「火星探険」
...さて何のことだかさっぱり見当がつかない...
海野十三 「太平洋魔城」
...僕は何が何だかさっぱり訳が分らず...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...どうしたんだかさっぱり訳らなかったんです...
江見水蔭 「月世界跋渉記」
...――なにがなんだかさっぱりわけがわからない...
高見順 「如何なる星の下に」
...ちょっと見ると何んだかさっぱり分らない...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...「何のことだかさっぱり判らない...
田中貢太郎 「蘇生」
...どこへ往ったのかさっぱり判らなかった...
田中貢太郎 「萌黄色の茎」
...玄王はどうなったかさっぱりわかりませんし...
豊島与志雄 「金の目銀の目」
...……」何を云うのかさっぱり分らない...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...第一何が何だかさっぱり話が分らねえじゃねえか...
葉山嘉樹 「淫賣婦」
...私の意見を採用したのかどうかさっぱりわからないし...
平林初之輔 「誰が何故彼を殺したか」
...女友達は何が起こっているかさっぱり知りまへん...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...神か仏かさっぱり分からず...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...とでもいうような顔でおっ母さんは店が気になるのかさっさと降りていった...
矢田津世子 「神楽坂」
...なかなかさっぱりしたものである...
山之口貘 「チャンプルー」
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