...かげろうが燃え立っていた...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...宇宙の存在の悠久に較(くら)べたら蜉蝣(かげろう)の如きものである...
高浜虚子 「俳句への道」
...誠に蜉蝣(かげろう)に等しいものである...
高浜虚子 「俳句への道」
...夢想さえできぬ陽炎(かげろう)のような...
橘外男 「仁王門」
...詩を読むときには顔から肩の辺(あたり)が陽炎(かげろう)のように振動する...
夏目漱石 「永日小品」
...野と山にはびこる陽炎(かげろう)を巨人の絵の具皿にあつめて...
夏目漱石 「虞美人草」
...かげろうが立つほど磨かれているのに...
野村胡堂 「胡堂百話」
...万葉の歌に「東の野に陽炎(かげろう)の立つ見えて顧(かえり)みすれば月傾きぬ」というのがある...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...かげろうのような長い脚(あし)の虫が飛びまわっている...
林芙美子 「河沙魚」
...かげろうが揺らめき...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「死の川」
...彼は三本のかげろうの糸を切って鳥骨の琴を投げすて...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「琴」
...河原からはもうかげろうがゆらゆら立って向(むこ)うの水などは何だか風のように見えた...
宮沢賢治 「或る農学生の日誌」
...ちらちらかげろうが上っていたんだ...
宮沢賢治 「風野又三郎」
...かげろうはお茶をとろうとして出した手を空にあげて...
宮沢賢治 「蜘蛛となめくじと狸」
...陽炎(かげろう)を透かして見るように揺れながら流れつづけている...
山川方夫 「歪んだ窓」
...陽炎(かげろう)も立ちそうな崖の山芝を背に...
吉川英治 「新書太閤記」
...まるで乱軍の間に明滅する陽炎(かげろう)のごときもので...
吉川英治 「新・水滸伝」
...そこらに乾いている馬糞(まぐそ)から陽炎(かげろう)が燃えている...
吉川英治 「宮本武蔵」
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