...「ああいう婦人(おんな)を宅(うち)へ置いてどんな懸合(かかりあい)になろうも知れませぬ...
泉鏡花 「活人形」
...かかりあいになるのを恐れてのことだ...
海野十三 「少年探偵長」
...とんだかかりあいにでもなるといけない...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「機密の魅惑」
...かかりあいになるまいと...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...偽ドルのかかりあい...
久生十蘭 「あなたも私も」
...とんだかかりあいで...
久生十蘭 「金狼」
...其許は最初からの関係(かかりあい)だが...
久生十蘭 「玉取物語」
...泰文は女と深いかかりあいをつけるような無意味な振舞いはしない男だが...
久生十蘭 「無月物語」
...太田夫人とかかりあいたくないふうで...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...つまらんことでかかりあいになっちゃ...
平林初之輔 「アパートの殺人」
...おときはかかりあいになるのを惧(おそ)れて...
水上滝太郎 「果樹」
...返事などをしてかかりあいになるのは非常にいやに思われる」こうお言いになって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...橘の匂(にほ)ふあたりはほととぎす心してこそ鳴くべかりけれなんだかかかりあいのあるようなことが言われますね...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...なんのかかりあいもなかったのです...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「なぞ」
...何かふしぎなものとかかりあいになったのを感じていたのです...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...早くしないとかかりあいになるぞ」十五...
山本周五郎 「さぶ」
...人足たちと直接のかかりあいはない...
山本周五郎 「さぶ」
...かかりあいになるなんざアご免だよ」こいつはいけないと見たので...
吉川英治 「新・水滸伝」
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