例文・使い方一覧でみる「かからない」の意味
スポンサーリンク...一度も御目にかからないんですが――」俊助は近藤（こんどう）と大井との間の確執（かくしつ）が... 
芥川龍之介 「路上」
...なかなかひっかからない...
梅崎春生 「幻化」
...盗難にかからないように保管しておいて下さい」「盗難にかからないようにだって？ 冗談じゃないよ...
海野十三 「四次元漂流」
...まだ火のかからない飯田町三丁目の電車停留場のあたりで...
田中貢太郎 「死体の匂い」
...帯は枝にかからないでそのまま落ちて来た...
田中貢太郎 「白っぽい洋服」
...妄動（もうどう）して叔父たちの係蹄（わな）にかからないとも限らないのであった...
徳田秋声 「縮図」
...医者にかからないさ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...町の隅の方の人目にかからないようなところを...
中里介山 「大菩薩峠」
...二十五座の神楽師（かぐらし）に面揃（めんぞろ）いをさせて見た方がよっぽど手間がかからない――こんな無意味な旅行を...
中里介山 「大菩薩峠」
...箸にも棒にもかからない奴も...
中里介山 「大菩薩峠」
...あまり想像に困難のかからない仮定であった...
夏目漱石 「明暗」
...時間はかからない」返事を受けて...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...財政困難になるのに長くかからない...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...するとそう気もちにひっかからないの...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...お湯に入って一時間も二時間も磨いて磨いて遂には顔の皮まで摺（す）り剥（む）く人があるけれどもそれがためにかえって食物の事を度外視して粗悪な無造作な手数のかからない生煮（なまにえ）の物ばかり食べるから顔の光沢（つや）は内部から悪くなって青いような黒いような陰気な色になり...
村井弦斎 「食道楽」
...度の弱い顕微鏡にはかからない位の微粒子である...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...そこには糸毛輦（いとげのくるま）が雨にかからないように囲いのうちへ入れてあった...
吉川英治 「親鸞」
...これは箸にかからないことになるが...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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