...お重(じゅう)も...
中里介山 「大菩薩峠」
...「お重お前のようなものがよくあの芳江を預かる事ができるね...
夏目漱石 「行人」
...「おや今日はお菓子を頂かないで行くの」とお重が聞いた...
夏目漱石 「行人」
...自分はお重の性質として...
夏目漱石 「行人」
...「じゃお前も早く兄さんみたような学者を探(さが)して嫁に行ったら好かろう」お重はこの言葉を聞くや否や...
夏目漱石 「行人」
...お重は父の命令で...
夏目漱石 「行人」
...お重は妙にとぼけた顔をして...
夏目漱石 「行人」
...まずお重を呼んで...
夏目漱石 「行人」
...この間来た時も書斎へ這入(はい)らずに逃げた癖に」お重は自分より正直なだけに真赤(まっか)になった...
夏目漱石 「行人」
...お重にやり込められると...
夏目漱石 「行人」
...そうかと思うとかえってお重の方から突然「大兄さんもずいぶん変人ね...
夏目漱石 「行人」
...お重は逃げた飼犬を見るような眼つきで自分を見た...
夏目漱石 「行人」
...お重は果して後(あと)から随(つ)いて来た...
夏目漱石 「行人」
...「お重お前の咽喉(のど)は今何か飲む時のようにぐびぐび鳴りやしないか」と聞いたりしたそうである...
夏目漱石 「行人」
...――お重の中は一面の埃だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...膝へお重を載せてひっそりとお夜食をしていた...
久生十蘭 「だいこん」
...宮は次々に差し上げる盃を二つ三つお重ねになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...船頭や小林屋の手代らしく、「お帰りなさいまし」「お待ちしておりました」と、挙(こぞ)って出迎え、「生憎(あいにく)と積荷が沢山で、お席も広く取れませんが、彼方(あちら)へ支度もして置きましたから直ぐにどうぞ」先に立って、船の内へ導いて行ったが、見れば、艫(とも)寄りの一劃(かく)に幕(とばり)をめぐらし、緋毛氈(ひもうせん)をしき、桃山蒔絵(まきえ)の銚子だの、料理のお重だの、水の上とも思われない、豪奢(ごうしゃ)な小座敷が拵(こしら)えてある...
吉川英治 「宮本武蔵」
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