...その点お話にならないものでした...
上村松園 「迷彩」
...お話にならないほど弱々しく敏感なんです...
コナンドイル 三上於莵吉訳 「入院患者」
...きみはあすこがお話にならないほどひどいのを...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...お話にならないほど狭くなった会話の範囲は...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...とてもお話にならない...
内藤湖南 「大阪の町人學者富永仲基」
...活弁(かつべん)に血道を上げるとは実にお話にならない...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...どうもこれァお話にならないじゃねえか...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...近頃お話にならないお取持ちを頼まれたものだが...
中里介山 「大菩薩峠」
...まるでお話にならない成績を取つてゐた...
中原中也 「耕二のこと」
...それはそれはお話にならないもので...
中原中也 「蜻蛉」
...ちっとお話にならない訳でね...
長谷川時雨 「朝散太夫の末裔」
...お話にならないほど高い金を...
長谷川時雨 「モルガンお雪」
...どうしてイワン・グリゴーリエヴィッチにお話にならないのです?」とソバケーヴィッチが口を入れた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...何ともお話にならないて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...いつもの習慣(ならわし)とはお話にならないほど早く宿へ引上げてしまった...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...英兵の弱さったらお話にならないまで...
別所梅之助 「雪の武石峠」
...世間のうるさいったらお話にならないのです...
三浦環 「お蝶夫人」
...村上賛之丞と来てはお話にならない...
吉川英治 「八寒道中」
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