...到頭『八犬伝』はお蔵(くら)と成つた...
江見水蔭 「硯友社と文士劇」
...お蔵(くら)に火がついて焼死にますから早く来て助けて下さいようと...
中里介山 「大菩薩峠」
...お蔵前の板倉屋忠兵衛に冷かされたのが基(もと)で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お蔵前まで往復一刻足らず...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そのままお蔵にするより...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お蔵前へ届ける百両の金を預け...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...殺風景なお蔵屋敷に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...厳重なお蔵の錠前に差し込むのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お蔵の中に入れたばかりの一万両の大金は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お前も少しはお蔵の中から知恵袋を取出してよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...浅草のお蔵前に、幕府の米蔵をあずかっている商人があってね、旗本の咽喉(のど)を押えつけたのさ...
長谷川時雨 「朝散太夫の末裔」
...お蔵(くら)になってしまったが...
服部之総 「望郷」
...まごまごするとお蔵に火がつく...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...たちまち王様がお蔵(くら)になるという際どい仕事なんだから...
久生十蘭 「魔都」
...がつかりぢやないの! だからあたしはシヤボン玉を吹く時はいつでもお蔵の中でするのよ...
牧野信一 「海棠の家」
...殿はお蔵の内です...
吉川英治 「私本太平記」
...鉄砲洲のお蔵(くら)から徹夜で運んで...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...そこにはまたお蔵らしくさまざまの像画工芸品の類が並べてある*...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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