...お菓子の上には菊の花形が押捺してある...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...花の様なお菓子を飾つたお菓子屋と向ひあつてゐる...
石川啄木 「天鵞絨」
...買つときのお菓子の鑵を出すのに...
鈴木三重吉 「桑の実」
...自分がお菓子に似てゐるなと思ふのは...
薄田泣菫 「茶話」
...――2.お菓子を食べられるだけ取れ...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...出来上がったお菓子の検査...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...お菓子を、あげますから」と言つて、せんべい一枚をヒユウと向ふの畑地へ投げてやります...
太宰治 「このごろ」
...」「さ、お菓子は、どう?」叔母さんは老獪(ろうかい)である...
太宰治 「正義と微笑」
...お菓子(かし)の配給(はいきゅう)以上(いじょう)にみんなに満足(まんぞく)をあたえた...
新美南吉 「ごんごろ鐘」
...カーネエションミルクをポンポン開けて私に色んなお菓子をこしらえてくれた...
林芙美子 「新版 放浪記」
...風と繪本だあれもゐないあたしの部屋(へや)で風がぱたぱた繪本をめくるおいしいお菓子の繪のあるペーヂ風はしばらく見とれてゐたよ...
水谷まさる 「歌時計」
...今度お菓子を持って行く約束...
宮本百合子 「金色の秋の暮」
...お料理の方は日本料理も特長がありますけれどもお菓子の方は西洋菓子に圧倒されましょう...
村井弦斎 「食道楽」
...このお菓子は型から抜いて必ず何かソースをかけますがカスターソースにすれば前の通りに玉子と砂糖を混ぜて牛乳を注して暫く湯煎(ゆせん)して掻き廻しながらドロドロにしたものです...
村井弦斎 「食道楽」
...」父はこう言いながらお菓子をとって...
室生犀星 「幼年時代」
...その中(うち)に最前喰べたお菓子連中が...
夢野久作 「お菓子の大舞踏会」
...おいしいお菓子に仕込んで...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...お菓子をくれなければ嘘つきだぜ...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索