...『先生(しえんせえ)ア今日お菓子喰つてらけな...
石川啄木 「鳥影」
...わたしがコーヒーとお菓子をもってってあげたら...
江戸川乱歩 「超人ニコラ」
...もしも祖母が僕に何かお菓子でもくれたら...
太宰治 「惜別」
...これは十四年前におばあさんが買ったお菓子だということでした...
寺田寅彦 「先生への通信」
...」「白鳥がお菓子を食べる所が見たいなあ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...お祭の時など両手に持ち切れないほどお菓子だの...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...坂本の栄泉堂(おかの)へお菓子を買いにいったら...
長谷川時雨 「市川九女八」
...喰(くら)ひついても飽き足らぬ惡魔にお菓子を貰つた喰べても能いかと聞くだけが情ない...
樋口一葉 「にごりえ」
...――角(かど)のお菓子屋さんが来たの...
久生十蘭 「キャラコさん」
...お別れにお菓子をつくってあげましょう...
久生十蘭 「キャラコさん」
...この店のお得意だと見え、「おやおや、お菓子、もうなんにも無いですね……」と割に流暢(りゅうちょう)な日本語で店の売子に言葉を掛けながら、私の手を出しかねていたバウム・クウヘンを指して、「これは鼠(ねずみ)が噛(かじ)ったのですか?」などと常談さえ云う...
堀辰雄 「晩夏」
...今日もお菓子に見とれてはさういふことを思ふだけ...
水谷まさる 「歌時計」
...お茶やお菓子や果物をすすめました...
水谷まさる 「シンデレラ」
...ただのお菓子(かし)でしょう」やっぱりおなじことを考えていたとみえて...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...あとは子供らのための小さいお菓子入りのいろんな袋...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...お菓子も出来た時にはある由...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...林檎はフライにしてもお菓子にしても何の料理に使っても結構ですがこの淡雪が一番美味(おいしゅ)うございます...
村井弦斎 「食道楽」
...もう決してお菓子を食べませんから...
夢野久作 「お菓子の大舞踏会」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??