...好きでもないお粥(かゆ)をたべさせられる...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...食べたい盛りの子供たちに薄いお粥が僅かに二杯ずつより与えられないという窮状であった...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...・雪のしたゝる水くんできてけふのお粥・春の雪ふる草のいよいよしづか・わらや雪とくる音のいちにち一月廿四日晴...
種田山頭火 「其中日記」
...清三がお粥(かゆ)をこしらえたり...
田山花袋 「田舎教師」
...貧窮組が出来た」その大釜からお粥を貰って食べている人を見ると...
中里介山 「大菩薩峠」
...お粥(かゆ)を煮て食べたところに...
中里介山 「大菩薩峠」
...お粥(かゆ)が出来てをりますが...
林芙美子 「浮雲」
...お粥(かゆ)を炊き...
火野葦平 「花と龍」
...列の先頭の上級生の大きい生徒は低い聲で云つた――「胸が惡くなる!お粥(ポリッヂ)をまた焦(こ)がしたんだわ...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...焦(こ)げたお粥(かゆ)は腐つた馬鈴薯(じやがいも)とおなじ位ひどいものだつた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...いくら物価(ものなり)の安い時分でもそれじゃお粥もすすれませんよ...
正岡容 「初看板」
...暑い時分なら冷して差上げてもようございますがお粥の代りに御老人へ差上げて御覧なさいまし...
村井弦斎 「食道楽」
...その外(ほか)に色々のお粥もありますけれどもこれだけの法によって工風(くふう)したら何でも出来ない事はありません...
村井弦斎 「食道楽」
...その中へ砂糖大匙五杯とワニラかレモンの香料少しとを入れてよく掻き混ぜてまた弱火(とろび)で二十分間ほど煮るとお粥(かゆ)の固い位になります...
村井弦斎 「食道楽」
...お湯は洗面所に煮え立っているがお粥とか...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...そのためこの日供えるお粥や団子には二本の長い箸を添える風習もあって...
柳田国男 「故郷七十年」
...青紫色のお粥の粒が混じっておりましたのが何よりの証拠……」半三郎は腹の底から長い長いため息を吐(つ)いた...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...お粥のけむりを見ると...
吉川英治 「神州天馬侠」
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