...お笑いぐさに申(もう)しあげます」かれはなおにこにこ笑ってる...
伊藤左千夫 「河口湖」
...お笑いぐさでさあ...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...反って、お笑いぐさで、愛嬌があっていいよ」と嘲笑した...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鷺娘」
...全くお笑いぐさだよ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...……なんというお笑いぐさだ...
久生十蘭 「キャラコさん」
...お笑いぐさにお目にかけたいほどです」と大臣は言っていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ほんのお笑いぐさとして忘れられてしまったが...
山本周五郎 「青べか物語」
...よっぽどのお笑いぐさだぜ...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...「お笑いぐさだな」と彼は自嘲(じちょう)するように云った...
山本周五郎 「さぶ」
...おれは自分のまぬけさかげんがお笑いぐさだって云ったまでなんで」そこまで聞いて栄二は立ちあがった...
山本周五郎 「さぶ」
...まったくのお笑いぐさだったんだ」「はっきり云ってみろ...
山本周五郎 「さぶ」
...まわりの者といいお笑いぐさにしていた」と万吉は語っていた...
山本周五郎 「さぶ」
...「じいさんを呼ぶなんてお笑いぐさだったな」と彼はあるきながら呟いた...
山本周五郎 「さぶ」
...つまらねえお笑いぐさだがね」五郎兵衛は炉へ薪をくべた...
山本周五郎 「風流太平記」
...お笑いぐさに献上かたがた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...申してはお笑いぐさかもしれんが...
吉川英治 「新・水滸伝」
便利!手書き漢字入力検索