...このところに於て初のお目見得(めみえ)ですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...「当所初お目見得」の文字の横に「当る三日より富士見原広場に於て晴天十日興行」と記してある...
中里介山 「大菩薩峠」
...お目見得以上の武家は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...代変りがお目見得にきた...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...だから卑劣漢を主人公としてお目見得させた次第である!我等の主人公は...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...私は皆様には初のお目見得であります...
牧野信一 「〔編輯余話〕」
...お目見得に来た人民の中に一人の婆さんがいて...
夢野久作 「犬の王様」
...今から一週間の後(のち)に他(た)の女と一所にお目見得に出せと仰せられた事...
夢野久作 「白髪小僧」
...その中で濃紅姫を他の女と一所にお目見得に出す事だけはあまりに情ない浅ましい事で...
夢野久作 「白髪小僧」
...美しい賢い少女のお目見得をするという...
夢野久作 「白髪小僧」
...この珍らしいお目見得の式を見に来ていた国々の貴い人々は...
夢野久作 「白髪小僧」
...諸君にお目見得をする次第で御座います...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...お目見得(めみえ)の所作に外ならなかったのだ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...父に連れられてお目見得に登城いたした以来のことで...
吉川英治 「江戸三国志」
...三人してお目見得したものをと...
吉川英治 「剣の四君子」
...ご当地では初のお目見得...
吉川英治 「新・水滸伝」
...お目見得にもまだ伺えませんが...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...一応お目見得をすることは...
吉川英治 「宮本武蔵」
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