...もう御指南のお方たち以上の立派なお歌人におなりになつて居られたのでございます...
太宰治 「右大臣実朝」
...このお方こそ鎌倉一の大武骨者...
太宰治 「右大臣実朝」
...相当の豪傑でしかも機敏のお方だつたらしく思はれます...
太宰治 「右大臣実朝」
...さうして将軍家のお覚えも殊にめでたかつたお方でございまして...
太宰治 「右大臣実朝」
...ここへ來て眞に孤獨なお方にお目にかかり...
太宰治 「お伽草紙」
...お方ばかりですから」と御身分というところへ...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...」「極めて興味深いお方だ...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 加藤朝鳥訳 「同一事件」
...どのようなお方でありますか?」「はい...
永井隆 「この子を残して」
...おまけに役人というお方は近ごろの賃金値上げ騒動でよくわかるように...
永井隆 「この子を残して」
...思いのほか不人情なお方ですねえ...
中里介山 「大菩薩峠」
...こちらのお方は……」お君の見ている絵姿には...
中里介山 「大菩薩峠」
...このお方は非道でございます...
中里介山 「大菩薩峠」
...ずっと前から別なお方に捧げて来ました...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...」「いやあ、惡いお方...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...我々の王様の中で最も疑い深かったお方〔ルイ十一世〕も...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「どこのお方?」と...
吉川英治 「私本太平記」
...宋(そう)副統も元は女のしくじりで山寨(やま)入りしたお方だからな...
吉川英治 「新・水滸伝」
...……実は、ちょっと今日は、さるお方の許へ、寄り道しますので……」と、逃げ腰をうかせた...
吉川英治 「平の将門」
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