...お断りしましたの...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...それゆえ御註文品の金高があまりに小さい時はお断りするほかないことになる...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...これは陛下の思召しと雖もお断り申してくれ」ということであった...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...おのれの高い趣味を、金銭に換へるなぞとは、ああ、けがらはしい、お断り申す...
太宰治 「清貧譚」
...お断りにきたといふ...
種田山頭火 「其中日記」
...あなたとの会話はこれでお断りします」と言って立上る...
久生十蘭 「魔都」
...もうふる/\共演はお断りだ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...殿にはなんともお断りせずに...
堀辰雄 「ほととぎす」
...とうとうお断りを食って肝腎の菊も見ずにそのまま引き返し...
山本笑月 「明治世相百話」
...お断り申上げなければならない場合であったが...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...お断りしておきますが...
夢野久作 「焦点を合せる」
...その上とくとお断り申しておくのは当流はお武家方の板の間泳ぎのなまくら剣術と事違い...
吉川英治 「剣難女難」
...みんなに一杯ずつ飲ましてくれ」「お断りだよ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...何も無下(むげ)に仲間入りをお断りするわけじゃない...
吉川英治 「新・水滸伝」
...(二六・二・二五)四国白峯の巻“お断り”から先に書く...
吉川英治 「随筆 新平家」
...お断りのほかはない」「なに...
吉川英治 「平の将門」
...お断りするだろうと皆思っていると...
吉川英治 「※[#「さんずい+鼾のへん」、第4水準2-79-37]かみ浪人」
...お断りいたしておく次第です...
吉川英治 「山浦清麿」
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