...貴女のお手許に届いて...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...何年たってこの手紙がお手許へ届くのか...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...未完のままお手許にお送りいたしますから...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...ただこの書翰(しょかん)記録類が完全にお手許へ届きますよう...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...お蘭どのの当座のお手許金の三百両は...
中里介山 「大菩薩峠」
...暮れ以來お手許不如意(ふによい)で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...本願寺さまだってお手許(もと)が――武子さんはそんなにおごってはいません...
長谷川時雨 「柳原※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子(白蓮)」
...お手許から特に褒賞などさがった例はない...
山本周五郎 「おばな沢」
...殿のお手許へ呈出しました名簿...
山本周五郎 「思い違い物語」
...直接に森栖先生のお手許へ送り届けたものですが……そうですか...
夢野久作 「少女地獄」
...急速に参るでしょうか」「いま殿のお手許へ御状が着きました...
吉川英治 「黒田如水」
...みかどのお手許へわたればそれでよいのだろうが」「いえ」年下の使僧がいった...
吉川英治 「私本太平記」
...さきの使僧から託された――頼源僧都(そうず)から帝のお手許へ――なる油紙(ゆし)包みの紙(こ)ヨリを無造作に解いてみたのだ...
吉川英治 「私本太平記」
...お手許にさしあげましょう」これは友松も心から欣(よろこ)んでいうことのできる返辞だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...何ぞお手許へも」「いやじつは...
吉川英治 「新・水滸伝」
...内蔵助殿からお手許への届け物……...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...お手許へ届いていたかな」「拝見しました...
吉川英治 「平の将門」
...これを堀川の烏丸(からすまる)光広卿(きょう)のお手許まで届けてほしいのじゃが」と...
吉川英治 「宮本武蔵」
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