...お手許(てもと)をお離しなさいませぬそうにございます...
泉鏡花 「海神別荘」
...今月内には皆様のお手許に届く位に早く編輯いたしますつもりです...
伊藤野枝 「編輯室より(一九一六年二月号)」
...姉上のお手許へお送りしようと決心したからなのです...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...何年たってこの手紙がお手許へ届くのか...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...この手紙がお手許へ届きましたならば...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...未完のままお手許にお送りいたしますから...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...本願寺さまだってお手許(もと)が――武子さんはそんなにおごってはいません...
長谷川時雨 「柳原※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子(白蓮)」
...なお当座のお手許のことについては...
本庄陸男 「石狩川」
...そのお手許で親しく養い育てられてきたのですから...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...直接に森栖先生のお手許へ送り届けたものですが……そうですか...
夢野久作 「少女地獄」
...当分お手許に御保管願いたい...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...却(かえ)ってそうした点が一種の興味と共に何かの御参考になりはしまいかと思いまして編輯者のお手許に差出す事に致しました...
夢野久作 「能とは何か」
...筆墨や料紙はなんとか備えてあるが玉璽は今、お手許にない...
吉川英治 「三国志」
...お手許に献上します...
吉川英治 「三国志」
...法親王のお手許へささげた...
吉川英治 「私本太平記」
...名越遠江守さまのお手許まで届けろといわれて...
吉川英治 「私本太平記」
...お手許に御秘蔵とか聞きました...
吉川英治 「新書太閤記」
...必ずお手許まで届けさせます故...
吉川英治 「死んだ千鳥」
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