...お手々を合わせて...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...お婆さんは喜んで兩方のお手々でどつこいしよと拾ひました』『そのもゝおもい』『大きいから重かつたけれども...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...冷たいお手々」綱手は...
直木三十五 「南国太平記」
...そして「お手々が...
直木三十五 「南国太平記」
...間もなく洞穴へ帰って来た子狐は、「お母ちゃん、お手々が冷たい、お手々がちんちんする」と言って、濡(ぬ)れて牡丹色(ぼたんいろ)になった両手を母さん狐の前にさしだしました...
新美南吉 「手袋を買いに」
...「坊やお手々を片方お出し」とお母さん狐がいいました...
新美南吉 「手袋を買いに」
...こっちのお手々を出しちゃ駄目(だめ)よ」と母さん狐は言いきかせました...
新美南吉 「手袋を買いに」
...「このお手々にちょうどいい手袋下さい」すると帽子屋さんは...
新美南吉 「手袋を買いに」
...間違えてほんとうのお手々出しちゃったの...
新美南吉 「手袋を買いに」
...「マタンちゃんのお手々のように...
新美南吉 「名なし指物語」
......
野口雨情 「朝おき雀」
...お顏とお手々を拭いてからね」ふじ子が濡れ手拭を健吉の顏へ持つてゆくと...
林芙美子 「濡れた葦」
...お手々(てて)出して...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...お手々にぶら下がるわ...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...お手々あげてお襦袢(じゅばん)にポケットがついていて...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...こっちのお手々もそうやって握るだけよ...
山本周五郎 「柳橋物語」
...お手々(てて)が痛(いた)くなるばかりだ」「バカ! こんなほそい木連格子(きつれごうし)ぐらい...
吉川英治 「神州天馬侠」
...『オオ暗や』『お手々のほうへ』『うき様...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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