...しかもポオル叔父さんの一番お得意な...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...お得意の踊(をどり)ををどつてゐるのです...
鈴木三重吉 「一本足の兵隊」
...お得意様にはどこよりも安く勉強しているという自信がある...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...小売店には小売店のゆき方がある都会地での魚屋が盤台を担いでお得意廻りをすることは...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...お得意そうに長い袂(たもと)をひらひらさせて遊んでいるのに...
太宰治 「おさん」
...主僧のお得意の禅の話も出た...
田山花袋 「田舎教師」
...実際はお得意の喜多流(?)によって...
中里介山 「大菩薩峠」
...恥を話さなけりゃあわからねえ――道庵のお得意先に...
中里介山 「大菩薩峠」
...先生もそれがお得意らしく...
久生十蘭 「だいこん」
...お前方のお得意様の道案内だ...
牧野信一 「酒盗人」
...見違へたわ――守夫さんのお得意の西部劇にでも出て来る女優かしらと思つたわ...
牧野信一 「南風譜」
...数学がお得意でしたろうか...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その自然からお得(え)になるところがあって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...それを見て僧都は聖徳太子が百済(くだら)の国からお得になった金剛子(こんごうし)の数珠(じゅず)に宝玉の飾りのついたのを...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...お得意の観象儀(アストロラブ)で測ってごらん...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...◇筆者の祖父は装束扱いがお得意で...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...お得度(とくど)を賜わりまして...
吉川英治 「親鸞」
...僧正のお得度(とくど)をうけて...
吉川英治 「親鸞」
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