...もう一つの「お得意」のポーズがある...
犬田卯 「沼畔小話集」
...科学の話などはお得意のものだろう...
大杉栄 「獄中消息」
...クロのもっともお得意のものだ...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「青年に訴う」
...お得意の方でもパン屋が急に日本菓子を売り出して買って頂けるものかどうか...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...お得意の神秘捏造(ミステフィカシオン)をやっていたのでありましょう...
太宰治 「兄たち」
...ただもう、お得意なんです...
太宰治 「斜陽」
...……この……コレラやろうめ!」お得意さきをまわりおえると...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「カシタンカ」
...十八文よこす奴はみんな俺のお得意様だからどこへでも行ってやる...
中里介山 「大菩薩峠」
...お得意先で持てること...
中里介山 「大菩薩峠」
...あれが此人の唯一のお得意な皮肉の表情なんですの...
長與善郎 「青銅の基督」
...良いお得意は」「竹町の常大寺樣のお仕事をさして頂いて居りました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...英語がお得意らしいが...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...お得意の方で、もう追っ附かなくなっている...
フレデリック・ブウテ Frederic Boutet 森鴎外訳 「橋の下」
...またはお得意(はこ)の課長の生計の大した事を喋々(ちょうちょう)と話す...
二葉亭四迷 「浮雲」
...その付近に巣くっているごろつき投機師(やまし)どもをお得意にしているある香水商の眼にとまった...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「マリー・ロジェエの怪事件」
...この店のお得意だと見え...
堀辰雄 「晩夏」
...一番お得意のことをなさるんですもの...
森本薫 「女の一生」
...お得度あるおん方は? ……」「ここにおられる...
吉川英治 「親鸞」
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