...そこで夫婦は早速、お寺へ行って、その娘の金を寺僧に納めようと決心した...
小泉八雲 大谷正信訳 「蠅のはなし」
...お寺の中へ籠(こ)み入って...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...雨傘がないからお寺の傘を借りて郵便局へ出かける...
種田山頭火 「一草庵日記」
...お寺にも春が来たかな!――だん/\食べるものがなくなる――寒いな...
種田山頭火 「松山日記」
...すぐお寺か監獄の慈善箱へ持って行って...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...おまえのお寺とはすっかり縁を切ってしまいたいもんだなあ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...お寺の方へ来ました...
夢野久作 「ルルとミミ」
...さだめて綺麗(きれい)なお寺小姓か...
中里介山 「大菩薩峠」
...お寺だな、かなり大きなお寺の門だ...
中里介山 「大菩薩峠」
...お寺のお庫裡(くり)の米櫃(こめびつ)まで...
新美南吉 「百姓の足、坊さんの足」
......
野口雨情 「未刊童謡」
...お寺だらうが」「お寺と一緒にする奴があるかい」「物の譬(たとへ)で――」ガラツ八はそんな事を言ひ乍らも...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...先生の家は細工町のお寺で...
原民喜 「廃墟から」
...お寺(てら)の女房(かみさん)なら大黒(だいこく)さまと言(い)ふのだなどゝ取沙汰(とりさた)しける...
樋口一葉 「たけくらべ」
...もうお寺はすぐ前に見えてをります...
宮原晃一郎 「豆小僧の冒険」
...辻川の山の裏の妙徳山悟真院というお寺の中に...
柳田国男 「故郷七十年」
...お寺に入った泥棒たちは寝ていた坊さんを引きずり起こして...
夢野久作 「ツクツク法師」
...鼻寺というお寺ではないんでしょうか」「左様...
吉川英治 「江戸三国志」
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