...「お好みのものをどうぞ...
江戸川乱歩 「影男」
...「惚太郎というお好み焼屋でしょう」「惚太郎」で私はまだ朝野に会ったことがない...
高見順 「如何なる星の下に」
...お好み焼のことから美佐子は私が小柳雅子に夢中なことを知った...
高見順 「如何なる星の下に」
...浅草のいまは廃業しているお好み焼屋とか...
田中英光 「野狐」
...お前のお好みの景色があるよ...
ボードレール 富永太郎訳 「ANY WHERE OUT OF THE WORLD」
...書けと仰(おつ)しやれば起証でも誓紙でもお好み次第さし上ませう...
樋口一葉 「にごりえ」
...差出がましいことは一切あなたはお好みになりませんから差控えておりましたが...
久生十蘭 「魔都」
...そのほか何でもお好み次第なんだぜ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...家ではお父様もお母様もさういふものをお好みにならない...
平山千代子 「お泊り」
...餃子屋につづくものは、お好み焼...
古川緑波 「ああ東京は食い倒れ」
...お好み焼は、何と言っても、材料の、メリケン粉のいいところが、美味いし、腹にも、もたれないから、粉のいいところを選ぶべきである...
古川緑波 「ああ東京は食い倒れ」
...千どりといふお好み焼へ行って...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...昨夜行ったお好み焼へ堀井夫妻と竹川・女房とで行く...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...右大将などもあまりに変わったお好みだと不審がりますし...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...いいお好みだこと」「魔がさしたのさ...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...同時に草双紙や読み本のお好みも減って...
山本笑月 「明治世相百話」
...お好みでも?」「いいえ」娘は往来の人足(ひとあし)がとだえるのを待って...
吉川英治 「江戸三国志」
...先生がお好みの剣菱(けんびし)を選んでおきましたが』『それは口に適(かな)っておりますが...
吉川英治 「梅※[#「風にょう+思」、第4水準2-92-36]の杖」
便利!手書き漢字入力検索