...何がお仕舞いなのかと思うと...
石川欣一 「比島投降記」
...お仕舞いにはまるで鳴門(なると)の渦巻のようになり...
海野十三 「火葬国風景」
...どうも訳が分らないうちにお仕舞いになって...
海野十三 「恐怖の口笛」
...「――喋るのはお仕舞いにしまっせ...
海野十三 「蠅男」
...お仕舞いになるのを待っていた...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「イオーヌィチ」
...そこであの男の一生もお仕舞いだ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「追放されて」
...それで私たちの喧嘩もお仕舞いだ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...それでお仕舞いになった...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...下郎の癖に、仇討などと――そして、お仕舞いまで、下郎扱いにされて――大損したぞ、畜生...
直木三十五 「寺坂吉右衛門の逃亡」
...夜食のお仕舞いを済ますと叔母は呑込み顔に出て行ってしまいました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...興行物は大概暮れ酉刻(むつ)(六時)でお仕舞いになり...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お仕舞いになってしまった――憎い奴等じゃないか」「味噌汁は?」「前の晩...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...何も彼もお仕舞いねえ...
野村胡堂 「流行作家の死」
...それこそお仕舞いだ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...とにかく滅多に出て来っこない珍本ですからドウゾお大切にお仕舞いおき願いますよ...
夢野久作 「悪魔祈祷書」
...では何処へお仕舞いなさいましたので」「誰も気がつかぬ所だ」「――と申すと...
吉川英治 「江戸三国志」
...戦はこれでお仕舞いでしょうね」「いや...
吉川英治 「私本太平記」
...なかなかお仕舞いにやならないだろうね?」と...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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