...この商品は金属的な質感がある...
...音の響きが金属的だ...
...インテリアに金属的なアクセントを加える...
...食べ物が金属的な味がする...
...彼女は金属的な声で話す...
...就中(なかんずく)あの女は(おっさんに代って貰ったあの娘だ)キイキイという金属的な笑い声を立てて笑いこけたのだ...
梅崎春生 「蜆」
...にぶい金属的な光をもっていた...
海野十三 「火星兵団」
...高い金属的な音がした...
海野十三 「鬼仏洞事件」
...カーンと金属的な音がした...
海野十三 「太平洋魔城」
...きいきいとした金属的な音ではなく...
海野十三 「超人間X号」
...機械でもこわれるようなはげしい金属的な音がいたしました...
大阪圭吉 「灯台鬼」
...それが例の云わば戒厳令的な体制の金属的偉力であったのだ...
戸坂潤 「挙国一致体制と国民生活」
...――そこでは政治の金属的常道が交通遮断されるということを忘れてはならぬのである...
戸坂潤 「挙国一致体制と国民生活」
...金属的なその響き...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...外の魚は例えば鰺や鯖のようなものはどうもあの金属的な光沢がとても歯が立ちそうもないので...
中谷宇吉郎 「雑魚図譜」
...第一に白粉を付けた時に金属的な光沢があってはいけないので...
中谷宇吉郎 「霜柱と白粉の話」
...金属的な黄色い声の端々(はしばし)に...
火野葦平 「花と龍」
...金属的な幽(かす)かな音が聞えて来た...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...法師蝉の金属的な声は評定所いっぱいにかんだかく反響し...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...金属的な響きとが...
吉川英治 「大谷刑部」
...ジャン! とすさまじい金属的な音がした...
吉川英治 「三国志」
...大床の隅からどっと金属的な鳴り響きを起すと共に...
吉川英治 「私本太平記」
...金属的なひびきがすでに彼らの鎧(よろい)いでたちを思わせる...
吉川英治 「私本太平記」
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