...友人としての真心からお二人の為に祝ひます...
石川啄木 「鳥影」
...その若郎子皇子(わかいらつこおうじ)とはそれぞれお腹(はら)ちがいのお兄上でいらっしゃる大山守命(おおやまもりのみこと)と大雀命(おおささぎのみこと)のお二人をお召(め)しになって...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...お二人の応酬は、いつもこのやうに軽く、水際立つて罪が無く、巷間に言ひ伝へられてゐるやうな陰鬱な反目など私たちにはさつぱり見受けられませんでした...
太宰治 「右大臣実朝」
...そのお二人のお顔をつくづくと見まもり...
太宰治 「右大臣実朝」
...それからお二人も私の前にきちんと坐って...
太宰治 「帰去来」
...お二人とももう……」「何……?」途端に私も全身から血の気が引きました...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...お二人共御丈夫でございます...
豊島与志雄 「生と死との記録」
...今お二人で小声で話していらしたじゃありませんか...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...「親分さん」「何だえ?」「お二人は立派な果し合ひで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...自分はあのお二人にはじめて会い...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...ですがお二人は見付かつて駄目になつちまひました...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...是非お二人に会ってくれと頼まれました...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...お二人さまだけで?春子 あ...
三好十郎 「樹氷」
...真柳のお二人は逃げだしておしまいになりました」兄妹は長浜から船で備前へ渡り...
山本周五郎 「新潮記」
...直系の兄君がお二人も御健在である以上...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...お二人の御家庭の平和を永久に守るでしょう...
夢野久作 「少女地獄」
...「お二人がえらくおなりになったのは...
夢野久作 「奇妙な遠眼鏡」
...お二人の力をこんな方に使ったら...
夢野久作 「二人の男と荷車曳き」
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