...その風格は一茶の樣な野趣のおもしろさでもなく...
今井邦子 「伊那紀行」
...このおもしろさはもちろん物語の筋から来るのでもなく...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...変わっておるというだけのおもしろさなんだけれど...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...大変なおもしろさなのだ...
野村胡堂 「胡堂百話」
...夕風のうちに立つ遠い樹の茂りのおもしろさ……...
ホーフマンスタール Hugo von Hofmannsthal 木下杢太郎訳 「チチアンの死」
...物語としてもおもしろさが見出せず...
牧野信一 「月評」
...舞台においてはただ幕ごとにガラリガラリと目先が変っていくおもしろさだけであるが...
正岡容 「我が圓朝研究」
...なにかおもしろさを絶頂に達せしめるような洒落がですね...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ルイスヒェン」
...何というおもしろさでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...心細さもおもしろさも皆はじめての経験であった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...場所のおもしろさの多く加わったここの管絃楽に新来の人々は興味を覚えた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...一種の野趣と豪放な線のおもしろさはあるが...
吉川英治 「折々の記」
...泉や流れのおもしろさ...
吉川英治 「私本太平記」
...人間性のおもしろさ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...といえる微妙な点なども要はこの辺にあるおもしろさかと思われる...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...小説として人が読むおもしろさは...
吉川英治 「随筆 新平家」
...おもしろさと大きさがある...
吉川英治 「随筆 新平家」
...そこに人間武蔵のおもしろさが津々(しんしん)とつつまれているような気がする...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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