...実際どこまでも御目出度(おめでた)く出来上った人間の一人であった...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...またそちらにおめでたがあれば嬉しく...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...こんなおめでたい席に...
太宰治 「佳日」
...明けましておめでたう...
種田山頭火 「其中日記」
...おめでたい単純さで...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「青玉の十字架」
...おめでたが倍になったわけじゃないか...
壺井栄 「柿の木のある家」
...おめでたいことがあるもんかい...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...それがみんな本気だと思ったらおめでたすぎる...
長谷川時雨 「朝散太夫の末裔」
...おめでたいことだと笑つてゐる...
長谷川時雨 「煎藥」
...なにしろ、おめでたい...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...若(わか)オヤジのおめでたでしょう?」「もう...
火野葦平 「花と龍」
...終演後、シャン/\としめて、おめでたう...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...夜の部、満々員、片岡千恵蔵来訪、又々相当なるさわぎ、芝居、千秋楽気分にてふざけることよろしく、大詰の幕下りるやシャン/\としめて、おめでたう...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「弥次喜多」のフィナレ、シャン/\/\としめて、おめでたう...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...しゃん/\/\おめでたう...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...おかげで空も秋晴れのすがすがしさ――おめでたいことでございます」「おめでたいことでございます」おうむ返しにそう云って阿賀妻はそこの切株に腰をおろしてしまった...
本庄陸男 「石狩川」
...このいつもとちがうおめでたいクリスマスを祝うために...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...譬へば人生意気に感ずといふやうな、おめでたい、子供らしい、頗る sentimental なわけで書く...
森鴎外 「追儺」
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