...たしかにおまもりしています...
江戸川乱歩 「海底の魔術師」
...ばばさまからおまもりとして幼少の頃もらったもので...
太宰治 「新釈諸国噺」
...てぜいをつれて前後をおまもり申し上げ...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...女除けの護符(おまもり)は手前共から出したいくらゐのもので...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一つ投げられて終生の護符(おまもり)にしよう...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...お父さまをおまもり下さい...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...神さまにおねえさんをおまもり下さるように...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...バルザックが或時代の或タイプを描いたという評言を後生大事にかついでおまもりのように云っている人があるが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...わたくしの生涯をかげのかたちに添うようにおまもりくださいました御身様が...
室生犀星 「玉章」
...そしてあたらしい彼(あ)の方も加えて永くおまもりくださいませ...
室生犀星 「津の国人」
...何よりも世界でもっとも大切なものにおまもりいたします...
室生犀星 「津の国人」
...一生安楽に暮される守護符(おまもり)になる……というので……もっとも雁八はその貰うた黒穂(くろんぼ)を白湯(さゆ)で飲んだと申しましたが……ハハハ……」6署長は感慨深そうに腕を組んで眼を閉じた...
夢野久作 「骸骨の黒穂」
...疫病除(よ)けのおまもりを...
吉川英治 「新書太閤記」
...脚に咒符(おまもり)を結(ゆわ)いつけ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...膝ぶしに咒符(おまもり)を結(ゆ)いつけ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...すぐ例の神速法の甲馬(おまもり)を脚に結い付けてここを出発した...
吉川英治 「新・水滸伝」
...御仏(みほとけ)のおまもり...
吉川英治 「親鸞」
...尼君はこのおまもりの来歴やら造り方やらを話し続けた...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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