...この御二人(おふたり)ほどお似合(にあい)の配偶(めおと)はめったにありそうにもございませぬ...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...おふたりとももう...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「ひこうかばん」
...おふたりの前で合格しましたね」影男が今後の計画を話しはじめた...
江戸川乱歩 「影男」
...おとうさまもおかあさまも、始君のようすにギョッとなすって、いそいで、床の間のほうをごらんになりましたが、すると、おふたりの顔も、始君とおなじような、おそろしい表情にかわってしまいました...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...警官おふたりも中にはいって...
江戸川乱歩 「青銅の魔人」
...おふたりの話だけではありません...
江戸川乱歩 「月と手袋」
...おもえばおふたりが御えんぐみをあそばしてから...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...いつも私共は御なずかしき御両人様(おふたりさま)の御噂のみいたして居ります...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...御夫妻(おふたり)の喜の字と...
長谷川時雨 「古い暦」
...おふたりの誕生日のお祝い?」「それもあるが...
久生十蘭 「あなたも私も」
...おふたりは、こどものないことを、なにより悲しがっておいでになりました...
ペロー Perrault 楠山正雄訳 「眠る森のお姫さま」
...――おふたりともどうかなすったのね...
室生犀星 「みずうみ」
...おふたりを馬車にのせてから...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「カエルの王さま」
...おふたりさまのお世話は願っても出たいところでございますけれども...
山本周五郎 「日本婦道記」
...おふたりで、密談中だが」「ではまだ、羽柴どのが、献策を容(い)れるか、どうかは、分らないな」「ム...
吉川英治 「新書太閤記」
...「じゃ、おふたり様」と、後について、草履を突っかけて外へ出た万吉...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...おふたりしかございません」「彼女(あれ)が...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...おふたり共、いつになくお元気がないが」寺の食客は、奥州の吉次であった...
吉川英治 「源頼朝」
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