...心もおどおどするのであった...
伊藤左千夫 「野菊の墓」
...誰に逢っても、おどおどする...
太宰治 「新ハムレット」
...おどおどするばかりです...
太宰治 「新ハムレット」
...俊雄君と顔を合せると、しどろもどろになるし、鈴岡氏に対しては、おどおどするし、僕は、下谷の家へ行くと、だめになるのだ...
太宰治 「正義と微笑」
...顔をまっかにして非常に恥じておどおどする...
寺田寅彦 「花物語」
...」とおどおどする...
徳田秋声 「新世帯」
...お作の心はますますおどおどする...
徳田秋声 「新世帯」
...おどおどするような萎縮した気持に追い立てられてしまう...
中島敦 「虎狩」
...少しおどおどするのを...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...おどおどするお関...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...おどおどする老巡礼に相対したのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...おどおどする娘は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...(倒れる)政吉 (おどおどする徳之助とおなかに)逃げるんだ...
長谷川伸 「中山七里 二幕五場」
...おどおどするやうなぎこちなさが感ぜられた...
北條民雄 「癩を病む青年達」
...何か内心おどおどするのだ...
本庄陸男 「石狩川」
...むやみにぶてばかれらはおどおどするばかりだ...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...いやな恐怖におどおどするのが...
吉川英治 「江戸三国志」
...誰におどおどすることもない...
吉川英治 「新・水滸伝」
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