...この計画はウォルシンガムの死でおじゃんになってしまった...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...南ロシヤの旅行もおじゃんになったばかりか...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...おかげでまんまとわたくしどもの仕事はおじゃんになってしまいましたわい! いつもわたくしはこうなんです...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...愛もそれきりおじゃんになってしまうのさ」「このことはゾシマ長老がよく話しておられましたよ」とアリョーシャが口を入れた...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...しかし万国博覧会も例の日本人の空景気(からげいき)で金がない処からおじゃんになり...
永井荷風 「日和下駄」
...おじゃんになってしまいました...
新美南吉 「いぼ」
...いっぺんであんたの仕事はおじゃんでしょうから...
火野葦平 「糞尿譚」
...不意におじゃんになって忌々しいというような時だろうか? それとも新らしい土地で好いたらしい女と懇ろになり...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...何もかもがおじゃんであった...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「鼻」
...全てがおじゃんだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...おじゃんになります」バイオレット・デシエ嬢がよくわかりましたと答えた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...用心しすぎて、おじゃんだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...こんなことで計画がすべておじゃんになるとは」「出走を止められなければ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...見世物はおじゃんとなったことなどもあった...
宮島資夫 「四谷、赤坂」
...なおじゃんじゃんお正月でもしてやりたい気持でしょ? だのに...
「鏡餅」
...そしたらね、汽車の時刻を午前と午後とお間違えになったので、三時三十分とかのつもりで駅へ出たら、灯をつけた夜汽車が入って来て改札のところでびっくりまなこを見はっているうち出てしまって、おじゃん...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...覘ってるやつに嗅(か)ぎつけられたらなにもかもおじゃんになっちまうんだ...
山本周五郎 「風流太平記」
...あっしらの大望もおじゃんですぜ...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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