...」お京の姿を、框に覗くと、帰る、と見た、おしゃまの、お先走りのお茶っぴいが、木戸傍(わき)で待った俥の楫棒(かじぼう)を自分で上げて右左へ振りながら駆込んで来たのである...
泉鏡花 「薄紅梅」
...あきれたおしゃまさんね...
大阪圭吉 「香水紳士」
...この子は、なかなか、おしゃまだね...
太宰治 「HUMAN LOST」
...おしゃまのマスノ...
壺井栄 「二十四の瞳」
...長万部(おしゃまんべ)から噴火湾の海岸を離れて内地へ這入る...
寺田寅彦 「札幌まで」
...めっきりおしゃまさんになった静子の様子も...
徳田秋声 「爛」
...長万部(おしゃまんべ)近くなると...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...」猫じゃ猫じゃと、おしゃますが、ねこが十二単衣をきるといな、ごろにゃん……までは普通で、それから中江は箸で皿や盃を叩きだした……ごろにゃん、ごろにゃん、ごろにゃん……...
豊島与志雄 「立枯れ」
...またおしゃまな娘美登里(みどり)の住んでいた大黒屋の寮なども大方このあたりのすたれた寺や...
永井荷風 「里の今昔」
...おしゃます踊りの手をでも...
中里介山 「大菩薩峠」
...」というと、浜子は、「おしゃま猫が、いつまで猫をかぶるかしら...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...鈴木はもと長万部(おしゃまんべ)のばくちうちで...
久生十蘭 「海豹島」
...おしゃまのユキ坊や...
久生十蘭 「キャラコさん」
...おしゃまのユキ坊やが...
久生十蘭 「キャラコさん」
...おしゃまのユキ坊やは...
久生十蘭 「キャラコさん」
...鮎子さんとおしゃまのユキ坊やは...
久生十蘭 「キャラコさん」
......
山之口貘 「鮪に鰯」
...おしゃまな口をきいた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
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